Free【活写・下北ジオパーク】はるか太古の記録あらわ/北部海岸の大露頭

津軽海峡沿いの全長約8キロにわたり、主に40万年前以降の地層が見られる北部海岸=15日、東通村蒲野沢
津軽海峡沿いの全長約8キロにわたり、主に40万年前以降の地層が見られる北部海岸=15日、東通村蒲野沢

むつ市美付から東通村野牛まで、津軽海峡沿いに約8キロにわたって広がる北部海岸の大露頭。15日は肌寒いながら雲の切れ間から太陽がのぞき、海岸に流れ着いた貝殻が波に洗われ、光り輝いていた。

 北部海岸は、隆起や海面変化、波の浸食によって、高さ20メートルほどの地層が露出。田名部平野が海底だった約40万年前以降に堆積した土砂の層を観察できる。近くの野牛、石持両漁港では、独特の砂地の海底を利用して育てた「外海地まきホタテ」が6~8月にかけて水揚げされる。

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