Free世紀の大発見にトライ! 久慈琥珀博物館、本年度の採掘体験スタート

夢中になって約9000万年前の地層を掘る来場者
夢中になって約9000万年前の地層を掘る来場者

久慈市の久慈琥珀博物館で本年度の琥珀採掘体験がスタートした。市内外から訪れた家族連れらが、夢中になって琥珀や恐竜の化石が眠る約9000万年前の地層を掘り、世紀の大発見に挑んでいる。

 同館に近い体験場の一帯では、琥珀だけでなく、ティラノサウルスの歯など貴重な化石が多数発見されている。同館は「恐竜時代の大地から何が出てくるのか、わくわく感を楽しんでほしい」とPRしている。

 採掘体験では、滝沢利夫副館長が地層の特徴や、琥珀や化石が出やすい場所を解説。来場者は採掘に使うアイスピックや移植ベラを持って好きな場所に向かい、慎重に土を削った。

 4月26日、新潟市から初めて訪れた西潟晃志郎さん(60)は「あると思って掘ると欲が出てくる。とても面白い」と笑顔を見せた。

 採掘体験は11月まで。体験は1時間。料金は高校生以上が1500円、小中学生が千円、小学生未満が100円。予約可。問い合わせは久慈琥珀博物館=電話0194(59)3831=へ。

 
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