Free商業捕鯨、八戸港に初水揚げ 今季3頭目

今季初めて八戸港に水揚げされたミンククジラ=29日、八戸市
今季初めて八戸港に水揚げされたミンククジラ=29日、八戸市

八戸港を拠点に行われている商業捕鯨で、29日、八戸沖でミンククジラ1頭が捕獲された。今季3頭目で同港への水揚げは初。鯨肉は来月2日にも八戸市第2魚市場に上場する見通し。

 商業捕鯨は21日にスタート。初日に1頭、25日にも1頭を捕獲し、いずれも大畑港(むつ市)へ水揚げしていた。

 29日は午後2時過ぎ、八戸港の北東約28キロの太平洋で捕獲。全長6・55メートル、体重2・6トンの雄で、太地町漁協(和歌山県)の第7勝丸が仕留めた。午後4時15分ごろ、市第1魚市場付近の岸壁に到着。鯨はすぐに近くの鯨体処理場に運ばれ、解体された。

 竹内隆士船長は「雨が降っていたが、波は穏やかだったので見つけられた。イワシを食べていたようで、サイズはやや大きめ」と説明。今後について、「連休明けにはさらに発見頭数も増えると思うので、頑張りたい」と話していた。

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