Free南部せんべい、ウクライナ救援物資に 小松製菓(二戸)製造 盛岡の会社企画

ウクライナの子どもの救援物資として南部せんべいを送る向川原美穂代表(右から2人目)
ウクライナの子どもの救援物資として南部せんべいを送る向川原美穂代表(右から2人目)

盛岡市のイベント企画会社「アネシス」(向川原美穂代表)は23日、ロシアの侵攻が続くウクライナの子どもへの救援物資として、小松製菓(二戸市)が製造したビーガン(完全菜食主義者)対応の南部せんべいを送ることを発表した。向川原代表は「避難生活で困窮している子どもに県産品を食べてもらい、少しでも安らぎの時間が生まれれば」と思いを語った。

 アネシスは、岩手県の地域資源PRに取り組む「岩手まるごとおもてなし隊」を運営する。同隊は2017年、香港を訪問した際に同総領事だった松田邦紀さん(現駐ウクライナ大使)と交流が生まれたという。

 向川原代表は2月、テレビニュースで松田大使が避難先のポーランドからウクライナへの支援を訴えている様子を知り、「困難に立ち向かっている子どもたちの支えになりたい」と決意。栄養価が高く、保存性が高い南部せんべいを送ることにし、小松製菓に発注した。

 ビーガンの子どもでも食べられるよう、動物性素材が含まれていない商品を選び、1500袋を発送する。届け先は今後、外務省など関係省庁を通じて調整する。

 小松製菓の「北のチョコレート工場&店舗2door(ツードア)」で、同隊の「サクラ凛(りん)」さん、「マジカル河童(かっぱ)ちゃん」が、子どもたちを励まそうと書いたメッセージカードとともに、商品を段ボールに詰めた。

 向川原代表は「活動趣旨に賛同していただける県内企業がほかにもあれば、一緒に支援の輪を広げていきたい」と強調。小松製菓の青谷耕成執行役員は「食べ物に困っているかもしれない子どもたちの元に早く届き、おなかと心が満たされるよう願う」と述べた。

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