Free広がる薄桃色の傘 弘前公園のソメイヨシノ見頃

桜の見頃を迎え、花見を楽しむ来園者=20日、弘前公園
桜の見頃を迎え、花見を楽しむ来園者=20日、弘前公園

日本随一の桜の名所として知られる弘前公園で、ソメイヨシノが見頃を迎えている。20日は外堀と西堀で満開となり、県内外から訪れた人が頭上に広がる薄桃色の“傘”と青空のコントラストを楽しんだ。21日には園内が、22日には桜のトンネルが満開になる見込み。

 「弘前さくらまつり」は、桜の早咲きに合わせて「準まつり体制」で始まっており、5月5日まで出店や夜間のライトアップが続く。

 天候に恵まれた20日は、来園者が華やかに彩られた園内の散策を満喫。桜と岩木山が望める西堀周辺では、ボートに乗る親子やカップルでにぎわいを見せた。

 友達と訪れた弘前大医学部1年の佐藤友梨さん(18)=十和田市出身=は「地元の官庁街通りの桜もきれいだが、弘前は規模が違う」と、初めて見た弘前公園の桜に感激していた。

 弘前公園には52品種約2600本の桜が植えられている。「花筏(いかだ)」は23~27日が見頃で、遅咲きの桜を含めると大型連休いっぱいまで花見を楽しめる。

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