Free朝のニュースダイジェスト(4月10日)

【三春屋きょう閉店】
 八戸市の三春屋が10日、52年の歴史にピリオドを打つ。買い物だけでなく、交流の拠点として市民に愛されてきた。にぎわいをもたらす“中心街の顔”も、時代を経て集客力が低下。経営改善に至らず、閉店の道を選択した。まちづくりへの影響は必至。従業員の再就職やテナントの移転など、未解決の課題を抱えたまま、老舗の灯が消える。

 【コメの種まきスタート】
 青森県南地方で育苗に向けたコメの種まきがスタート。9日は三戸町の生産者グループ「貝守水稲生産組合」のメンバーらが、は種機を使い、酒米とうるち米の種もみを育苗箱にまく作業に汗を流した。

 【ヤマザクラが開花】
 春真っ盛りの八戸地方。9日は最高気温が20度を超え、季節外れの暖かさとなった。陽気に誘われるように、八戸市内の民家では道路沿いのヤマザクラが開花。道行く市民も足を止め、風に揺れる白い花びらをめでた。

 【佐井村長選12日告示】
 任期満了に伴う佐井村長選は12日、告示される。これまでに立候補を表明しているのは前村議の太田直樹氏(46)のみで、無投票の公算が大きい。

 【約3万羽を殺処分】
 横浜町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、青森県などによるブロイラー(肉用鶏)の殺処分や埋却作業は9日も続いた。県によると、同日昼ごろまでに発生農場で飼育する約17万羽のうち、約3万羽を殺処分した。

 
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