Free一足お先に「べっぴん」堪能 休業の温泉、住民に先行開放/久慈

べっぴんの湯に久しぶりに漬かる山根地区の住民たち=8日、久慈市
べっぴんの湯に久しぶりに漬かる山根地区の住民たち=8日、久慈市

11日に営業を再開する久慈市山根町の新山根温泉「べっぴんの湯」が8日、地区住民限定でプレオープンした。湧出量減少で2019年10月から休業していた施設は、老朽化した建物の改修工事を終え、新たな源泉を利用して大浴場に2年半ぶりにお湯が張られた。住民は「この日を待っていた」と満足そうな表情を見せた。

 午前10時に営業を開始し、午後2時までに18人が入浴を楽しんだ。食堂では、ひっつみが無料で振る舞われた。

 湯に漬かった住民の山舘陽一さん(74)は取材に「2年半前のお湯の感じを思い出した。肌がすべすべになるのが特徴で、とても良かった。温泉が戻ってきてうれしい」と笑顔。地区の活性化に取り組んでいる、やまね未来づくり会の立花清一会長(73)は「(温泉の休止で)山根町に人が来なくなり、さらなる過疎化が心配だった。新型コロナウイルスが終息したら、地区を盛り上げるようにやっていきたい」と力を込めた。

 11日に営業を再開するのは大浴場と食堂。午前10時からオープニングセレモニーを行う。

 営業時間は大浴場が午前9時~午後9時(初日は午前10時半開始)、食堂が午前11時半~午後2時。

 入浴料は中学生以上480円、小学生230円、幼児無料。

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