Free身入り、色、味に太鼓判 洋野・宿戸漁港でウニ漁始まる 

籠いっぱいのウニを水揚げする部会員=30日午前10時15分ごろ、洋野町の宿戸漁港
籠いっぱいのウニを水揚げする部会員=30日午前10時15分ごろ、洋野町の宿戸漁港

洋野町の宿戸漁港で30日、今季のウニ漁が始まった。初日はキタムラサキウニ605キロ、エゾバフンウニ6キロが水揚げされ、ハマは活気に包まれた。

 この日は午前9時ごろ、種市南漁協宿戸漁業実行部会(吹切繁部会長)の部会員12人を乗せた船2隻が出港。ダイバーが餌場の増殖溝で次々とウニを採り、1時間ほどで約30籠がいっぱいになった。帰港後は荷さばき場で、選別作業を手際良く行った。

 同部会によると、今年のウニは、海藻が繁茂しているため身入りが良く、昨年に続き、色、味ともに良好という。吹切部会長は「4月1日には漁協合併が控えており、幸先の良いスタートとなった。自信を持ってお薦めする宿戸のウニを味わってほしい」と太鼓判を押した。

 ウニは地元業者を通じて岩手、青森、宮城県内に出荷される。漁は6、7月に最盛期を迎え、8月上旬ごろまで続く。

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