Free業績回復へ、県内誘客に意欲/JTB協定連盟青森支部

青森県への旅行をPRする杉澤廉晴支部長(中央)ら=24日、青森市
青森県への旅行をPRする杉澤廉晴支部長(中央)ら=24日、青森市

青森県内の宿泊事業者52社で組織するJTB協定旅館ホテル連盟青森支部の杉澤廉晴支部長らが24日、デーリー東北新聞社青森支社を訪問、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた宿泊・観光業の業績回復に向け、誘客促進に意欲を見せた。

 観光・宿泊業はこの2年間、新型コロナの影響で苦しい経営を強いられてきた。一方、県が実施した県民対象の宿泊割引キャンペーンの効果もあり、津軽地方で県南地方から訪れる人が目立つなど、自宅から1、2時間程度の移動圏内で観光するマイクロツーリズムが浸透しつつある。

 この日は杉澤支部長、葛西康人副支部長とJTB青森支店の須藤直支店長が来社。次年度は世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」関連のプラン造成を検討していくほか、修学旅行の誘致にも力を入れると説明した。

 県の宿泊割引キャンペーンが今後、再開されると見込まれており、杉澤支部長は「キャンペーンを利用して旅行した人がリピーターになってくれるよう、しっかりとおもてなししていきたい」と語った。

 
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