Free週間ダイジェスト(3月12~19日)

▽11月下旬オープンへ
 八戸市は14日、JR陸奥湊駅前の市営魚菜小売市場について、今年11月下旬のオープンを目指すと明らかにした。大規模改修を進めていた同市場は、工事の過程で柱や天井の強度不足が判明し、追加補修が必要になっていたが、めどが立った。

 ▽数量は3割減
 大中型イカ釣り船による八戸港の2021年度(21年5月~22年3月)の船凍イカ水揚げは数量5600トン(前年度比30%減)、金額32億3310万円(6%減)で、過去10年で最低だったことが15日、八戸市水産事務所への取材で分かった。

 ▽通年通行可能に
 青森県は15日、県道川内佐井線の落石防護や雪崩被害防止の対策が11月中に完了し、2022年度冬季から通年通行を実施できるとの見込みを示した。道路網が脆弱な下北地域で、原子力災害や沿岸地域の津波浸水に備え、県が整備を進めてきた広域避難路の一つ。冬季は一部区間が積雪のために通行止めとなってきた。

 ▽八戸で停電9千戸超
 福島県と宮城県で震度6強を観測した地震で、青森県は地震直後の16日午後11時36分、情報連絡室を設置した。東北電力ネットワークによると、八戸市などで計約9100戸の停電が発生した。

 ▽デニーがMVP
 アイスホッケーアジアリーグは16日、「ジャパンカップ」のレギュラーシーズン(昨年9月11日~今月13日)の表彰選手を発表した。最優秀選手賞には、今季11得点27アシストをマークした東北フリーブレイズのDFシモン・デニーが選出された。

 ▽感染者が3万人超え
 青森県は18日、653人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数は2日連続で過去最多を更新。みなし陽性を含む県内の感染者数の累計は3万249人となり、3万人を超えた。

 ▽独自対策は継続
 青森県は18日、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が21日で終了した後も、県が独自に実施している感染防止対策を継続すると発表した。引き続き県有施設を原則休館とし、県主催の不特定多数が集まるイベントは中止する。

 ▽核燃新税条例を可決
 むつ市議会は18日、リサイクル燃料貯蔵(同市、RFS)の中間貯蔵施設に搬入される使用済み核燃料に市が独自課税する「市使用済燃料税(核燃新税)条例」について、税率を大幅に譲歩した一部改正案を可決した。市は今月中にも総務相の同意を求めて国との協議に入る。

 
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