Free故人への思い、花の色に託し 18日は春彼岸の入り

彼岸の入りを前にお供え用の花を選ぶ市民=17日、八戸市
彼岸の入りを前にお供え用の花を選ぶ市民=17日、八戸市

18日は春彼岸の入り。色とりどりの切り花が並んだ八戸市内の生花店では17日、市民らが亡き人に思いをはせながら、墓前や仏壇に供える花を買い求める姿が見られた。

 同市糠塚古常泉下の十日市商店の店頭にはキクやユリ、カーネーション、ネコヤナギなどがずらり。来店者は花の色や形を組み合わせるなどして思い思いに品定めしていた。

 同店で花を選んでいた60代女性は「亡くなった母は明るい色が好きだったので、白と黄色の花を入れてにぎやかな雰囲気にした。喜んでくれるかな」とほほ笑んでいた。

 
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