Free新遊具登場、子どもの歓声響く/久慈「福祉の村」広場

看板を除幕する遠藤譲一市長(左から3人目)と児童。手前にあるのが木製遊具の丸太渡り
看板を除幕する遠藤譲一市長(左から3人目)と児童。手前にあるのが木製遊具の丸太渡り

久慈市「福祉の村」ふれあい広場にこのほど、新たに木製の遊具やベンチなどがお目見えし、市民にお披露目された。早速子どもたちが元気よく遊び回り、歓声を響かせた。

 ふれあい広場は、憩いの場として多くの市民に親しまれている。以前は滑り台付き大型複合遊具が設置されていたが、老朽化のため2年前に撤去。市は市民からの要望を受け、昨年12月に事業費約433万円で滑り台付き複合遊具を設置し、さらに岩手県「県民参加の森林づくり促進事業」を活用し、広場と周辺の環境整備を進めていた。

 設置したのは木製遊具の丸太渡り、木製ベンチ2基、手すり付き木製階段、木製小階段。同事業の補助金約236万円を充てた。

 整備完了を記念し、広場に「森をたいせつに木をつかおう」のメッセージが書かれた看板も設置。メッセージの文字は、市が昨年12月に開催した「森林環境学習会」に参加した児童が色鮮やかにデザインした。

 遠藤譲一市長は「森林に囲まれた四季折々の遊びが楽しめる福祉の村で思い切り遊んで、新型コロナウイルスに負けない丈夫な体をつくってほしい」とあいさつし、児童たちと一緒に看板を除幕した。

 
お気に入り登録