Free八甲田・十和田ゴールドラインで雪の回廊/4月1日、全面開通へ

八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)では、4月1日の全面開通に向け除雪作業が進んでいる=14日午前10時20分ごろ、傘松峠
八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)では、4月1日の全面開通に向け除雪作業が進んでいる=14日午前10時20分ごろ、傘松峠

八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)で、4月1日の全面開通に向けた除雪作業が進んでいる。14日には中間地点の傘松峠で作業風景が報道陣に公開された。重機が深く降り積もった雪を切り開き、高さ約7メートルの「雪の回廊」を築いていた。今月末には貫通する予定。

 除雪区間は青森市酸ケ湯―十和田市谷地間の延長約8キロ。2月下旬にスタートし、青森と十和田の両側から計約20人で作業している。14日は、ブルドーザーが入った後の道路でロータリー車がうなり声を上げながら雪の側面を削り、回廊を作り上げていた。

 青森側除雪隊の作見晃一隊長は「雨も少なく、順調に進んでいる。見る人が喜んでくれる、きれいな回廊を作りたい」と意気込んでいる。

 
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